うた∽かた 第4話「驟雨の湖畔」

始まったときはもう少し派手な魔法少女系の作品と思わされましたが、実際はなかなかしっとりと落ち着いた雰囲気のお話が続いていますね。これはこれでよい感じです。今回は林間学校の話でしたが、怪談を怖がる舞夏の姿が面白いと同時に、一夏同様、意外にも感じられました。果たして彼女の正体はなんなのでしょうか……。一夏が「真面目ちゃん」と揶揄される様子は、自分も同じようなタイプだっただけに身につまされるものがありました。高いところが好きなお姉さんや家庭教師のお兄さん達が色々思わせぶりなことを言っていますが、しばらくはこのまま魔法(?)の話は添え物程度に、中学生達の夏の物語として見ていたいなと思います。