西武ライオンズ4−9オリックスブルーウェーブ

今日は西武の反撃がことごとくオリックス救援陣の前に断たれることに。とくに栗山のピッチングは光りました。一死満塁で佐藤、赤田が連続三振ではしょうがありません。一度は解雇され、「松坂にタイムリーを打たれたピッチャー」ということだけ印象に残して去っていくかに思われた栗山だったのですが、打撃投手から現役復帰したというのは本人の経験値をぐっと上げたのでしょう。ストレートのキレはすばらしいものがありました。
現状西武は、松坂、和田、張に加え西口まで内転筋をいためて離脱という非常事態ですから、多少負けが込むのも致し方なしでしょうか。幸いというべきか城島、和田が抜けたダイエーもやはり相当にダメージを受けているようで、さんざん負けてくれてますし。勝負は9月ですかね……。ただロッテが例によって例のごとく後半戦に入ってやたら強くなっているのは要警戒です。例年と違うのは消化試合での勝利ではないこと。95年のバレンタイン監督指揮の際も後半にぐっと伸びた記憶があるので、チームを掌握できてきた、ということだと強敵になりそうです。……まあ、スパートが早まった分プレーオフに出られたあたりで力尽きるというオチかもしれませんが。