「魔法少女リリカルなのはA’s Sound Track Plus」レビュー その4
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2006/04/26
- メディア: DVD
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1・懸念
正体不明の不気味な影が近づいてくるような、タイトルどおり不安げな曲です。割とたくさん使われていると思いますが、特に2話のラスト、なのはが倒れ、クロノが闇の書に驚きつぶやく場面での使用は印象的でした。
2・夜天の主
夜天の主と言えばはやて。はやてと言えばA’Sメインテーマの「小さな願い」。と言うことで、たくさんある小さな願いアレンジの一つ。ピアノ中心のどこか寂しい、静かな一曲です。じつはA’Sにおいて一番最初に流れるBGMでもあります(OPは除いて)。8話で石田先生とシグナム、シャマルが話しているシーンでも使われていました。
3・流星
タイトルのとおり、弦楽器の旋律が流れるように素早い高速バトル曲。5話におけるフェイト‐シグナム戦が2人のスピード感とあいまってはまっていました。
4・無限の記憶
無限書庫のテーマ。付随してユーノの顔も浮かびます(笑)。神秘的でどこまでも深く続いていくような曲調は、どちらかというと図書館というより、森の奥の湖のような情景を思い起こさせますね。
5・対峙
主にヴォルケンリッターが変身するときに使われていた曲。9話ではタイトルどおり、なのは達と対峙したときに流れます。騎士達の力強さと意志の固さを良く表していると思います。
6・想い、この身に込めたなら
1話、なのはを急襲するヴィータのシーンから使われています。タイトルは穏やかなイメージですが、実際にはなかなか物騒な曲。「ヴォルケンリッター登場テーマ」というところがあり、6話においてはやての前の姿を現したシーンでも使われていましたが、そこではいまいち合っていなかった気も。
7・黒き覚醒
言わずと知れた「闇の書の意志」覚醒のテーマ。9話ラストでのはやての変身シーンは衝撃的でした。この曲も強い音の繰り返しでその驚きを補強してますね。巨大な力の登場にふさわしい迫力があります。