アルドノア・ゼロ 第1話「火星のプリンセス -Princess of VERS-」

冒頭から宇宙。「おお、なんかガルガンティアっぽい雰囲気で始まった」と思ったら、実際脚本が虚淵さんでした。その後の展開はかなり違いましたけどね。


火星に移り住み、独自の文明を築き上げたヴァース帝国の人々と、地球人との戦いと和平の物語になりそうです。姫様が親善のために地球に降りてくるというのは少し「夜明け前より瑠璃色な」を思い出しましたよ。まあ、月はこの世界では破壊されてしまっているようですが。ヴァース帝国人は遺伝子操作か何かによって地球人とは「一線を画した」そうであり、このへんの設定はガンダムSEEDナチュラルとコーディネーターを彷彿とさせるところもあります。


ともあれ、地球と火星は緊張をはらみながらの休戦状態であり、普通の高校生も軍事訓練をしているのでありました。……もっとも、あのロボットをわざわざ全国の学校に配備して、実弾訓練までするのは、かなり費用がかかりそうなのですが、そんな余裕があるのかという疑問はあります。そもそもあんなロボットが軍事的に有効なのかというのもありますが、それは野暮というものでしょうか。


アセイラム姫は心から地球と火星の友好を願っている優しい性格だけに、苦難も多いことでしょうが、頑張って欲しいですね。さすがにこれで終わりということはないでしょう。