プロ野球 パ・リーグ戦力分析2014 その1

さて、いよいよ開幕間近となりました。そこで、毎年恒例の戦力分析を、というところではあるのですが、今シーズンはいまいちテンションが上がりません。ソフトバンク強すぎですわ……。セの巨人、パのソフトバンクの戦力は鉄板風味であり、始まる前から気持ちが萎えてしまうというものですよ。まあそれでも、何があるのか分からないのが野球、ではありますが。



北海道日本ハムファイターズ
○2013年成績 64勝78敗2分 6位 534得点(5位) 604失点(6位) 得失点差 -70
主な戦力異動:
+メンドーサ、クロッタ
−鶴岡、ウルフ


ダルビッシュの抜けた2012年は2位と健闘したものの、去年はそのツケが一気に出たのか、最下位転落してしまいました。そういえば、コーチ陣一新の弊害も指摘されていましたっけね。上には載せていませんが、失点と自責点との差がかなり大きく、一時期の鉄壁の守備にもほころびが出ているようです。


そんな中で大きな補強は無し。投手では新外国人のメンドーサとクロッタはそこそこ働くかもしれませんが、計算できたウルフを獲られたのは痛いです。吉川と木佐貫はある程度見込むとしても、武田勝に大きな上積みは期待しづらく、あとは出たとこ勝負でしょう。斉藤と大谷がローテの柱としてまわることができれば、戦力的にも人気的にも大きなプラスとなることでしょうけどねえ。斉藤の復活は、野球ファンとして期待したいところです。


リリーフは、去年不振だった武田久の状態しだい。去年はそれでも「顔」でギリギリ切り抜けてましたが、さすがにあれでは続かないでしょう。状況によってはクロッタか宮西の抑えもあるかも?


野手では今季も中田と陽が軸ですね。2人は問題ないとして、昨年さりげなく本塁打王アブレイユは後半研究されていた感もありどうか。稲葉の衰えが顕著なだけに、全体的な層が薄くなってしまいました。ミランダの活躍がなければ厳しいです。


去年に引き続き注目であり、同時に問題点なのが大谷の起用法ですね。僕は野手派なんですが、ここまで来たら徹底的に二刀流を貫く道もありかもしれないと思えてきました。今年は野手で3割10本、投手で10勝を期待しますか。


【評価】 投手☆☆☆  野手☆☆☆  総合☆☆☆