清武代表、渡辺会長の独断を批判(日刊スポーツ)

巨人が「コンプライアンス上の重大な件」で記者会見ということで、すわ、ドラフトの裏金でも発覚したんだろうか、と想像しましたが、蓋を開けてみれば清武GMが渡辺会長を告発という、予想のはるか斜め上をすっ飛ばす展開であり、僕を含め多くの野球ファンは困惑というところでありましょう。


渡辺会長の人事は確かに横暴であり、問題ではあるのかもしれませんが、球界全体に関わる重要事項として記者会見するほどのことかというと、ちょっと微妙な感は否めません。まあ、八百長とか本当に球界を揺るがす話じゃなかったのは良かったとも言えますが……。巨人ファン以外は、あとは見物ということになりそうです。


ただ、清武さんについては、週ベに連載されていたコラムを読んで「野球への情熱と、方向性をしっかり持ってそうな人だ」と評価していたので、こういう形で、言わば暴発気味な行動に出ることになったのは意外であり、残念でもあります。そこまでしなければならないほど追い詰められていたのかと思うと、問題の根は相当深いのかもしれませんね……。