図書館貸し出し猶予を…小説家が巻末にお願い(読売新聞)

僕も図書館のヘビーユーザーではありますが、この要望は理解できます。レンタルコミックでも発売後一ヶ月は貸し出ししなかったりしますし、図書館で同様の制限があっても良いと思いますね。6ヶ月は少し長い気はしますが、3ヶ月くらいなら。時事問題とかで早く読んでもらいたい本もあるでしょうし、図書館の購入分が大きいという場合もあるでしょうから、著者の希望ってことで良いのではないでしょうか。


「図書館でずっと待つような人は結局買わないのでは?」という見方もありましょうが、試してみるだけ試してみてもバチは当たりますまい。「だったら売れる本を書けば良い」というような意見も見ましたが、これは樋口さん個人の問題というより、業界全体としての問題提起なのだと思います。ある程度裾野が広くないと面白い作品は出にくくなるでしょうしね。


僕ももうちょっと本にお金をかけるようにしようかな……。電子書籍が普及すれば、ガンガン消費しちゃいそうな予感もするんですが。