「クローズアップ2010:中国人船長釈放(その1) 日本側、苦渋の譲歩(毎日新聞)」


検察独自の判断とは考えにくいですから、これによって政府に批判が集まることくらい当然予想できていたでしょう。それでもこうせざるを得なかったのですかねえ……。今後のせめてものフォローに注目です。さすがに謝罪請求は一刀両断のようですが


……ふと思ったんですが、この謝罪請求は中国側のせめてもの配慮とかいうことはないですかね。絶対受け入れるはずの無い要求をして国内にアピールしつつ、日本政府に断らせることで面子を持たせる、みたいな。考えすぎですか……。


短期的には日本の白旗みたいにも見えますが、中国に対するイメージの世界的な低下という面で考えると、どっちも損してるという気もします。


一歩引いた目線で見ると、領土問題というのは古今東西、なんとも不毛でわびしいものだなあ、とあらためて思うところ。