阿久根市長 ブログの差別記述「謝罪考えず」 議会で議論(毎日新聞)

「一部分がマスコミで取り上げられ、真意が伝わっていない」とのことなので、原文を虚心に読んでみた(つもり)なのですが、批判されている通りの優生学的選別思想にしか見えないのが困りものでした。たとえ「誤解」だとしても、「淘汰」とか「生き残らせている」とかいう表現を選ぶ時点で、文章側に問題があるといえないでしょうか(あまり触れられてないですけど「医者を大量生産」という言い方もなんだかなあ……)。


これまでも色々竹原市長の行動は話題になってきましたが、強権独裁志向で危うい人だという印象が否めません。だいたい、「明治天皇伊藤博文にすりかえられた」とか「インフルエンザは政府、マスコミ、外国資本がからむ亡国戦略の例だ」とか、普通に考えればトンデモ説でしかないでしょうに。


公務員改革は必要として支持する方もいますが、改革するにしても、もっと良い市長がいるんじゃないかと思えますけどねえ……。