戦いすんでシーズンオフ

2009年 埼玉西武ライオンズ 70勝70敗4分 勝率.500 4位


大山鳴動終わってみれば5割という結果。連覇はそう簡単ではないと思ってはいましたが、やっぱり厳しかったです。


打線は去年ほどではないとはいえ頑張りました。しかし、投手陣、ことにリリーフ陣の乱調は、間違いなく僕が西武ファンになって以来最悪のものでした。このことは、リーグワーストタイとなった14回のサヨナラ負けが如実に示しています(ちなみに、去年の西武は76勝64敗4分でしたから、この14回のうち6回勝ててれば去年並だったのです。優勝は無理ですが)。


俯瞰して考えますに、東尾監督時代に築かれた投手王国が伊原監督時代に消費され、森と豊田が抜けたあとは小野寺や三井や星野で工面しつつ、奇跡的にグラマンが大当たりしてしのいでたのがここ数年でした。それが、グラマンが故障で消えてしまうと、誰も残っていなかったと。まあ大沼頑張りましたし、阪神とトレードで藤田をもらえたのは幸運でしたけど。


来年の道もなかなか険しくなりそうですが、きっちり補強と現有戦力の底上げをして希望を持たせてほしいですね。ともあれ、選手スタッフの皆さん、一年間お疲れ様でした。涌井と岸は特にお疲れ様です。この二人の来年の反動が怖いなあ。