大正野球娘。 第2話「春の長日を恋ひ暮らし」

1話に比べるとテンポ良く、スムーズに進んだ感じ。「仲間を集める」という流れがくっきりとしてましたし、なにより巴のキャラが光ってましたね。見た目は硬派な感じなのに、なかなかにお茶目な性格で楽しませてくれました。


なんだかんだでギリギリ9人。絵と動きと声がつくことで、原作よりもぐっと把握しやすくなってます。やっぱりアニメというのはすごいなあ。


それにしても、大正浪漫は良いですよね。今レトロとか言われる昭和30年代なんかよりもずっと昔なのに、どこか近いような不思議な感覚。今作の場合、特に舞台が東京の上流階級ということもあって、自動車とかセーラー服とかモダンなものも多くて、一層その雰囲気を強めてくれます。エンディングで、メンバーがラジオを聴いている絵がありますが、あれは最新ですよねえ(日本でのラジオ放送は大正14年の3月ですから、作中時間の一ヶ月程度前でしかないはずです)。