シャングリ・ラ 第1話「少女帰還」

原作は池上永一さんの小説とのこと。僕は今作含め池永さんの著作は未読ですが、近未来SFファンタジーみたいですね。海に沈む都市というのは良く使われる光景ではありますが、力の入った作画もあって、しっかりと現実感をアピールしていました。


主人公の國子が少年院を出所するところから始まりますので、一体どんなワルなのかと思いきや、元気で根は真っ直ぐな子の模様。これなら視聴者としても見守っていけそうです。


はっきり言って世界観はまださっぱりなんですが、炭素税が導入されて、それが金融工学でいろいろと拡張されて国際経済をスーパーコンピュータで牛耳ってどうのこうの、といった背景でしょうか。まあ、ここはもうちょっと見てみませんとですね。しかし、あの政治家がなんだか可哀想な様子ではありましたよ。