WBC前哨

いよいよ今週木曜日には開幕! なのでありますが。


松坂、球速出ない…140キロ台わずか3球(デイリースポーツ)」とか、「1番でも沈黙のイチロー「つまんない」(スポーツニッポン)」とか、どんよりと不安要素が漂ってきました。一軍半の西武に負けて、同じく主力抜きの巨人に延長まで苦戦して。


内容もあまりよく見えません。ここのところの国際試合で見慣れてしまったパターンなんですよね、すなわち「打てない」ということ。どうも最近の日本球界は「つなぐ野球」にこだわり過ぎじゃないかと思えてなりません。テレビでも評論家が「短期決戦だから一発はいりません。ヒットでつなぐことが大事です」なんて言っていますが、いまいち根拠不明ではないでしょうか。むしろ短期決戦だからこそ、一発の威力は大きいと思うんですけどね。前回大会だって結局福留の起死回生の代打ホームランで勝ったようなものですし、日本シリーズだって、ボカチカのホームランあってこその、片岡の足だったんですから。


その点でいうと、やっぱりデーブ大久保コーチは慧眼だったなあと思うわけです。今からでも代表にデーブコーチを! ……絶対無理なのは分かってますけどね。