ブルーレイの死角

ブルーレイ機を手に入れてまず考えることの一つに、「いままでDVDで録ったものをブルーレイに移そう」というのがあったわけですが、よくよく仕様を調べてみると、SD画質でDVDに入れたものには、再エンコードが必要。つまり、劣化無しでは移動できないとのこと。これは盲点でした。デジタル映像同士なので普通にコピーできるかと思ってた。


まあ、VHSと違いブルーレイ機でもDVDの再生はできますので、移動はあきらめてDVDはDVDで残しておけば良いといえばそれまでなのですが、こうなってくると僕の愛用してきた両面カートリッジRAMはかなり使い勝手が悪いです。パナソニックもカートリッジ非対応になっちゃいましたしねえ……。いちいちカートリッジから出し入れしないといけないのはきつい。両面RAMは容量9.4ギガで重宝だったんですけどねえ。シミジミ。


ちなみに、HD DVDは無劣化コピーが可能だったそうです。いまさらのようにHD DVDを少し見直してしまいました。


あと、AVC録画が意外と重宝することに気づきました。買う前は「DR録画こそデジタル放送の醍醐味でしょ」と思っていたのですが、HXモードでも十分なハイビジョン画質を確保しつつ、ディスク1枚に6時間記録は重宝です。アニメ1クールなら1枚に入ってしまいます。これは結構感覚的には大きい。また、画質を落としても音質は無劣化なので、NHK交響楽団のクラシック演奏をHLモードで9時間放り込めたりします(変換ダビングに一晩かかっちゃいますが)。「大容量」を実感できますよ。