とある魔術の禁書目録 第12話「絶対能力」

<とある魔術の禁書目録>


弱った……いま一つついていけません。死ぬの死なないのと、どうも当事者間だけで勝手に盛り上がっている感じで、どうしたものやら。


「レベル6」の実験のために、2万人ものクローンを殺すという計画はどう考えても正気の沙汰ではありませんし、それを学園都市自体が行っているというのでしたら、相当に歪んだ世界を想定しなくてはならなくなります。これまでそれっぽい描写が薄いだけに、違和感はぬぐえません。


それに、そもそもその実験が成り立つには、アクセラレータが2万の殺人を良しとする殺戮者で無いといけないんですよね。実際、彼はそのとおりの性格のようですが、どうも都合の良すぎる話に思われます。アクセラレータが実験拒否すればそれまでのことでしょうに。ひょっとして、彼にも洗脳か何かかかっているのでしょうか。


言葉は悪いですが、なんだか嘘っぽく暗い話になりそうで不安。アニメの作り自体はハイレベルだけに、面白くなってくれると良いのですが。インデックスの活躍はまだかなあ。