とある魔術の禁書目録 第9話「吸血殺し」

まぎれもなく敵役なのに、アウレオルスがかわいそうに見えて仕方がない。彼にしろステイルにしろ、インデックスを想い、助けようと奮闘してきたことでは当麻と変わりなく、むしろそれ以上の熱意だったかもしれません。でも、インデックスを救ったのは当麻だった。一人の英雄的主人公の前には、無数の努力かなわず敗れ去ったものがいるのだと、一見王道ラノベストーリーのように見えて、意外とそんな裏側に思いをはせさせる部分が今作の人気の秘密だったりするのでしょうか。当麻の右手って、もはや反則的なまでの天才ですからねえ。


ところで、今回吸血鬼なるものは結局姿を見せませんでしたが、姫神秋沙が仲間になった(?)ことで今後色々出て来るんでしょうか。近年では吸血鬼とか魔術とかいうとタイプムーンの世界ばかり連想してしまいますよ。