スレイヤーズREVOLUTION 第13話「Misty 振り下ろされる刃!」

ザナッファーとの最終決戦。ザナッファーが自らの由来と、神をも魔族をも凌駕する存在になる、と宣言したところはなかなかにラスボスとしての迫力がありました。それに立ち向かうリナたちの強さもいつものことがなら痛快です。魔法が効かないザナッファーの特性上、アメリアやゼルやシルフィールが目立たなくなる面はありましたが、氷結攻めで華を持たせているのはなかなかに上手い。ダイナスト・ブレスも嬉しい使用でした。最後はラグナ・ブレードと光の剣の共演で幕。まあ、光の剣がレプリカというのはちょっとしょぼいですが、なかなかカッコよかったかと。ラグナ・ブレードは原作同様、実に使い勝手の良い対ボス用魔法です。


変則2クールということで、まずは第1部完といったところ。物語の大筋はまだ謎も多いですが、次回に期待します。



で、とりあえずの総評ですが、「いまいち中途半端だった」というとこですかね。「REVOLUTION」というタイトルにもかかわらず、内容的には旧態依然のスレイヤーズという感じであり、一方でキャラや呪文の説明を細かくしているところなど、変に新規視聴者を意識している部分もあって、どっちつかずの印象でした。説明ゼリフの増加でテンポが悪くなったのは痛かった。この辺、次期では解消されるでしょうか。気になるところです。あと、ストーリー的には、あまりに一般人の死者が多すぎましたねえ……。一応ハッピーエンドながら、ちょっと後味悪かったですよ。