CDは洗うと音が良くなる?

雑誌・特選街のオーディオ特集をパラパラ眺めていたら、「CDは洗うと音が格段に良くなる」とあって驚きました。「CDの記録面についた油脂などを落とすことによって、信号を読み取りやすくなり、エラーも少ない音が再生できる」という理屈。もっともらしいような気もしますが、なんか疑似科学っぽい気もします。でも、書いているのは有名な評論家の麻倉怜士さんですしねえ。ともあれ、「教えて!goo」にも質問が出ているあたり、興味を引いたのは僕だけではないようです。というか、CDからWAVで取り込んでいる場合はどうなるんですかね。


こうなったら自分で実験しようかとも思いましたが、そもそも、そこまでして音質を上げたいほどのCDも無いなあ、と冷静に考え直してしまいました。それに、プラシーボ効果が大きくかかりそうですし。こういうのは耳で判断すると、結局主観的になっちゃいますよね。測定機器で明確に周波数の違いを検出してくれれば信じられるのですけどねえ。


なお、オーディオ特集本編についてですが、PCのスピーカーとサウンドカードを買い換える程度には音には興味ありますが、10万円以上出して環境を整える気にはならないなあ、というのがとりあえずの結論。ハマるとどこまでも出費がかさみそうな世界だけに恐ろしいです。