マクロスF 第18話「フォールド・フェーム」

本編も見逃せない展開でしたが、「新OP来たー!」というのがまず今回の第一でしょう。期待はしていましたが、予想を上回る密度の濃い映像には驚嘆でした。新作映像と、これまで流された映像を何重にも重ね合わせて生み出された、他ではちょっと見受けられない圧倒的なパワー。本作の底力を再認識させられましたよ。中島愛さんの新曲「ライオン」も良い感じ。ただ、映像が強くて歌詞があまり聞き取れなかったり。何でライオンなのか分からなかったです。


さて本編。グレイスを問い詰めるも、彼女の裏切りに愕然とするシェリル。ただ、それだけでくじけるほど軟弱な彼女ではなく、「あたしは負けない、たとえ、あんたがいなくてもね」と啖呵をきってみせるまでは痛快でしたが、それも「文字通り死ぬ」ことまで通告されてはさすがに落ち込みを隠せませんでしたね。


しばらく休んでいたことで人気も急降下。まあ、この辺はちょっとやりすぎと言うか見え見えの展開のような気もしますし、「シェリルの人気ってそんなに浅いものだったのか?」という疑問も浮かぶのですが、そもそも今作って、作中時間の経過がちょっと分かりにくいですよね。今、シェリルの最後のコンサートからどのくらい経ったところなんでしょ。


彼女を探したアルトの手は一歩及ばず、助けたのはまさかの再登場の矢三郎。考えてみれば設定だけあって一向に絡まなかったアルトの実家話もここらで無いとですね。まあ矢三郎なら彼女に悪いようにはしないでしょう。


最後に、ランカは今回も頑張っていました。OPでも、もうアルトを差し置いてシェリルとランカが主役って感じですので、今後とも注目するしか。