3000本安打達成のイチロー

日本とアメリカ合わせた記録の価値をどう見るべきか、というのは迷うところではありますが、まずはすごい、素晴らしい、というしかありません。空前にして絶後と思われた伝説の選手、張本さんの3000本安打記録。それにわずか34歳の時点で到達してしまったのですから。今後年を重ねるごとに、イチロー得意の内野安打の減少も避けられないでしょうが、それでもどこまで伸ばしてくれるのかと、4000本まで達成してくれないかと、期待は膨らみます。


思えばイチローが彗星のごとく現れた94年。200本安打を達成した20歳の若者は、ON以来の、野球ファンが共有できるスーパースターとなってくれました。それからもう15年ほど経つのですから、僕も年をとるわけです。唯一惜しむべくは、彼が日本で4割を達成できなかったことで、00年に故障をしなければもしかしたら、あるいはラビットボール時代に日本に在籍していれば必ずや、と思ってしまうのですが、それは日本のまだ見ぬ新スターに期待するしかないですかね。


ともあれ、おめでとうございます。