液晶ディスプレイ買っちゃいました

今までCRTのT566を使っていたのですが、表面に傷がつき、ついでに画像も少しぼやけた感が出てきたので、とうとう思い切って液晶ディスプレイの購入に走ってしまいました。動画性能がどうとかアスペクト比がどうとか心配もあったのですが、まあ、いまどきもう液晶しか売ってませんしね。ということでこちら↓のレビューを少々。

選択理由はまあ、価格とついでに三菱ブランドです。今までどおりナナオでも良かったのですが、やっぱり高いので……。画面サイズは当初は普通に4:3を考えていたのですが、なにやら最近はワイド画面が文字通り幅を利かせているらしいということで、WSXGA+画面を採用。「横長だと違和感あるんじゃないか」という懸念もありましたが、一度1680×1050の広さを見てしまうともう戻れませんね、これは。ゆったり広々感が心地よいです。


実際に使用してみますと、デジタル接続でのクッキリ感が素晴らしいですね。さすが液晶の真骨頂です。心配されたドット抜けも無し。100万個以上もドットがあるのにすごいなあ。パネルはTN(推定)ということで、視野角は狭いです。色ムラもあるといえばあると思います。ただこれはもうしょうがないですね。本当はVAなりIPSなりが良いに決まっているんでしょうが、コストパフォーマンスが優先です。色なんて、CRTでも照明の当たり具合によって結構変わるくらいのもので、プロでもなければそれほど気にしなくても大丈夫、だと僕は思います。


戸惑ったのがアスペクト比問題でした。説明書を読んでみると「アスペクト比固定はビデオ信号のみ」などという注釈がついていて、PCの入力には対応していないように読めるのです。しかしアスペクト比固定がなくては美少女ゲームはやっていけません。5:4ならまだしも16:10では話にならないわけで、ためしにCLANNADを起動してみたところ、あまりにキャラの造形が歪んでいてどうしようもありませんでした。


そこでNVIDIAビデオカードドライバで対処しようと試みたのですが、NVIDIAコントロールパネルから「フラットパネルスケーリングの変更」を選んで選択してみても、なぜか上手くいかず。一応アスペクト比固定されるものの、今度は画面がぶれて使い物になりませんでした。


……で、焦って解像度を変えたり、リフレッシュシートを変えてみたりと色々試してみたところ、なんだかいつのまにやらアスペクト比固定されるようになりました! 良かった。多分、やっぱりディスプレイの方で対応していて、解像度を落としたところでOSDを設定したのが効いたのだと思います。これで、リトルバスターズも快適にできます。スムージングで見づらいのではないかと危惧していましたが、十分に許容範囲で問題なし。良かった良かった。


おおむね満足ですが、ブラウザのスクロールなどでは応答の遅さを感じてしまいます。ここはもう、5年後の有機ELに期待かな。