ひぐらしのなく頃に解 第18話「祭囃し編 其の伍「最後の駒」」

まだ続くサイドストーリー。これが原作で言うところの「カケラ紡ぎ」というところなのでしょうか。これまで語られなかった側面にスポットが当たり、小さな話が連続して続くという感じですが、緊迫感はない反面、長くこの世界とキャラを見てきたからこそ楽しめる、どこか不思議な感覚があります。お魎の言葉とか、レナの二面性とか。そして前原父が、梨花・羽入と出会う場面。なぜ彼に羽入が見えたのかはちょっと謎ですが、もしかしたら前原家にも何らかの特殊能力があるのかもしれません。画家ということなので感性が鋭いのかも。しかし、両親の顔を設定しておいても良かったと思うんですけどねえ、もったいない。


さすがにちょっとだれてきたので、本筋の再開はまだかなあ、と首を長くして待っていたところ、どうやらいよいよ次回は羽入が実体化して転校し、また新たなお話が始まるようです。最後の戦いへ、楽しみ楽しみ。それにしても、梨花は、今回はまたずいぶん過去にさかのぼっていたんですねえ。力が弱まっているという話だったはずでしたが。これも決意の力ということでしょうか。