ひぐらしのなく頃に解 第8話「皆殺し編 其の参 「揺らぎ」」
揺らいでいるのは運命と梨花の心。
落ち込んで嘆いたり、あきらめてみたり、ひねくれてみたり、それでもやっぱりあきらめきれない梨花が相当混乱していることが伝わってきます。圭一達の奮闘を「あがきを見物」と言ってしまうあたり、たくさんの世界を渡り歩いてきたために、仲間達のことも取替え可能に見えてしまうことがあるのでしょう。入江と鷹野にも当り散らしてしまい、さすがにずっとこの調子だと付き合いきれなくなりそうなところなんですが、奥底にはまだまだ涙を流す心は残しているのでした。
それにしてもやっぱり詩音は怖いことです。「園崎詩音はやる」の部分が「殺る」に聞こえてしょうがありません。自分の凶暴さを自覚しているところがある意味頭が良いといいますか、しっかりしてますが。
1期最終回に少しだけ登場していた校長先生がセリフつきでは初登場。圭一の両親も今までに無くしっかりとした出番で、次第に多くのキャラが生きてくる皆殺し編でした。でも両親は相変わらず顔なし。そういえばPS2版でも顔がありませんでした。さほど意味のある演出とも思えないのですけどね。ちょっとかわいそうではあります。