ひぐらしのなく頃に解 第7話「皆殺し編 其の弐  「運命の変え方」」

圭一の、レナの、詩音の「夢」の話。ちょっとセリフが多くて急な気もしましたが、それでも前作に比べるとずっと余裕があり、分かりやすい作りになっています。レナが魅音に相談したときの切羽詰った表情が、本当に一歩間違うと暴発しそうな感じが出ていて良かったですよ。


あと表情と言えば、皆殺し編で印象的なシーンの上位に来るかもしれない鷹野の株価暴落(急騰?)ですね。このときの喜びようはやはりアニメならではの価値がありました。いや楽しい。


大石と仲良くなるのはゲームではマージャンで圭一と、でしたが、こちらではサイコロで魅音と。まあどっちかいうと大石と仲が悪かったのは魅音なので、これも分からないでもないですが、ちょっと流れ的には違和感が。まあいろんな編があるひぐらしなので、同じ皆殺し編でもちょっとづつ違う世界ということですかね。赤坂は5年ぶりの再会なのに梨花のことが一瞬で分かりすぎです。職業柄顔を覚えるのは得意なのかもしれませんが、いささか感慨が薄いような。もっとも、このすぐに東京に帰って梨花のSOSを聞いていない赤坂なので仕方ないのかもしれませんけどね。


相変わらず一期とは格段の差があるクオリティ。ちょっと厄醒し編での見せ方が余分だった感もあるのですが、それでも十分に楽しいです。