魔法少女リリカルなのはStrikers 第17話「その日、機動六課(後編)」

久々に息つく間もなく見入ってしまいましたよ。なんですかこの突然の高クオリティは。熱く激しいバトル。各キャラに見せ場も充分(なのはとはやては目立ちませんでしたが)。このバトルがあってこその「なのは」です。飛行魔法が使えないことを逆手に取って、ドキドキのバランス感で見せたエリオの戦いに、最後のキャロの召還は燃えましたね。もっとも、スカリエッティ側はキャロの攻撃も特に気にもしなかったようでありますが。


姉の負傷に激昂したスバルがいよいよドラゴンボール並みの勢いで突進していましたが、そこから何とか逃げ切ったナンバーズのほうに驚きでした。フェイトに対しても「あなたは勝てません」と自信たっぷりで、どうやら見た目以上に強いです。正直なめてました。でもって問題はスバルの腕が半分もげてしまったことであり、機械人間である事が明々白々になってしまったことなのでありますが、駆けつけたなのはとティアナは果たして何を思ったでしょうか? そしてスバル本人は? 本人が知っていたという可能性はあるでしょうが、さすがになのはたちは知らなかったと思うなあ。その辺はきっと次回に描かれることと思います。


再び連れ去られてしまったヴィヴィオは、普通に考えるとラスボスキャラになりそうな流れではありますかね。でも正直それほど感情移入が出来てない……。そのつくりだと、A’Sのはやてにかなうわけないしなあ、と思うところです。


六課は惨敗となってしまいましたが、エピソードとしてはStrikersで一番面白かったですね。逆に詰め込みすぎなくらいで、ヴァイスとエリオの回想シーンが続くのはいまいちだったかもですが、まあ良しです。見ると草川監督自らの絵コンテでしたか。序盤の怪しげな作画も、これからのために取っておいたと言うことなら納得できますので、今後いよいよ快調な調子でお願いしたいです。ただ、結局ナンバーズは覚えきれません。「似たようなのがたくさん」としか……。