レンジファクター

西武の事件で大分意気消沈していますが、それでも野球の季節です。「野球小僧」最新刊を買ってきました。中でも面白かったのが、「レンジファクター鑑定」。これまでの守備率や失策数とは異なり、一試合あたりいくつアウトを取ったかによる守備力評価記事です。ショートに限っていましたが、小坂がここ数十年で見てもダントツレベルの数値。「名手」であることは疑いありませんでしたが、まさかここまでとは驚きました。一方小坂と並び称された松井稼頭央。彼も小坂ほどではないもの十分に高い数値で、少なくとも名手と呼ばれるに足るということが納得できましたね。中島は……まあ予想のとおりと言えましょう。


となると気になるのが、もっと深いデータ。探してみるとこちら(「●イノは祈る●」さん)でかなり分析された記事がありました。去年の外野手の記録が載っているのが何より興味深いです。パリーグは(本人は不満らしかったですが)さすがの新庄、続いて赤田が入っているのが嬉しいところ。西武ファンとして「赤田の守備は上手い」と思っていましたが、今のところゴールデングラブに選ばれる気配が全然無く、素人の印象論なのかと心配してました。今後更なる向上と評価アップを期待です。あと、谷の守備力の低下もこちらを見るとはっきり裏付けられちゃってますね。面白いです。