「狼と香辛料」

狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)

「このライトノベルがすごい」でこの作品が1番になってました。だったら買ってみようかという安直な思考で探してみましたが、本屋では売り切れ。……世の中、ランキングに左右される人は存外多いようです(苦笑)。


数日後に今度こそ入手して読みました。うん、面白かった。「すごく面白い」というインパクトこそありませんでしたが、無難かつ魅力的なライトノベルでした。中世ヨーロッパ風のファンタジー世界ですが、主人公が商人と言うのもヒロインが老獪な狼の神と言うのも新鮮です。ホロは可愛さと威厳を両立した良いキャラなり


不満は、商売ものなのに結局展開が荒っぽい暴力沙汰になっていることですかね。中世の商会なんてそんなもの、なんでしょうか?