乙女はお姉さまに恋してる 第1話

原作は体験版のみプレイ。期待値はそこそこ。声優さんの変更で話題になっていたようですが、原作にそれほど思い入れが無い段階なので気にはなりません。むしろスタッフがD.C.S.Sの方々なのが不安材料かなあ……。


と言うことで第一話です。原作ファンの方の反応は分かりませんが、きっちりと作品世界を描いた良いスタートになっていると思いました。ただ、予想以上に見ていて恥ずかしいというか、精神的に疲れましたよ。


ゲームでも感じたことですが、主人公が女装という設定は男女差を強調した流れになりやすいです。でも、その比較対象である少女達がそもそも非現実的なのですよねえ。キャラの性格にしろ上品さにしろ。「女の子らしい言葉遣い」とか、あんなありえないようなお嬢様学校を舞台にしないと成立しないわけで、どうしても無理を感じてしまいました。……まあ、あまり現実的な状況を描いてもそれはそれで怖そうですが。


他の娘はともかく、まりあは瑞穂に対して無防備すぎに見えますが、それも「彼」の用紙と性格の故でしょうか。瑞穂は文句無く可愛いですが、こういうキャラに人気が出るのは親近感と可愛らしさを兼ね備えるからでしょうね。アニメだから本当に女の子っぽく描けますし。性格のよさに好感を持てます。



余談ですが、桜蘭高校の生徒達の言葉遣いを思い出しました。実際にああいうしゃべり方をしている高校生がいたら丁寧で良いなあ、と思ったりするのですが、やっぱりいないかなあ……。