プレーオフ第一戦 西武ライオンズ 1-0 福岡ソフトバンクホークス

まさに投手戦。プレーオフ初戦にふさわしい最高の試合でした。


投手戦が予想されてもそのとおり行くことは意外と少なかったりするものですが、松坂、斉藤の両エースが実力を遺憾なく発揮した白熱の一戦でした。どちらも150キロ前後の直球に切れの良い変化球でバッターを牛耳り、素晴らしかったです。西武が先制した7回裏までは両チームファンとも、「どうやって点を取ったら良いんだ」と嘆いていたのではないでしょうか。ライオンズファンとして、完封勝利の松坂にはもちろんのことですが、斉藤にも拍手を送りたいですね。


西武のまともなヒットは結局7回3、4、5番の3連打だけ。やっぱりクリーンアップは格が違うというところを見せてくれました。一方ホークスは打線が弱くなりましたね。怖いと感じるのが松中、ズレータくらい。そこを超えれば6〜3番まではほぼ安全という感じで、これでは厳しいでしょう。最終回の代打攻勢がむしろ打率低くなっていくあたり、なんと言ってよいのやら。


とりあえず先勝で、明日はルーキー松永が先発。リスクはちょっと高まりますが、プレーオフ全体を勝ち抜くためには、この作戦もありだと思います。相手の和田には相性は良いので、今度は攻撃力で連勝と行ってほしいですね。


それにしても、8、9回の松坂のピッチングにはしびれたなあ。もしかしたらこれが本拠地最後の登板になってしまうのかもしれませんが、そうだとしてもラストにふさわしいと言えそうな快投でした。