ひぐらしのなく頃に 第10話「祟殺し編 其ノ弐 キズナ」

*原作未プレイです。



回を重ねることに大石刑事が悪役になっている気がいたします。今回の圭一に対する態度は脅迫の如しでした。この時点では圭一特に何もしてませんがねえ。逆に「監督」の好感度はアップしました。頼れる兄貴分として今後とも変わらないでいて欲しいものですが……そんな簡単にいくのだったら苦労はしないでしょうね、この作品。


さて、沙都子の話と言えそうな今編。彼女の性格から見て魅音やレナみたいに豹変することは考えにくいなと思っていましたが、攻撃的になるのでは無くトラウマ抱え系でしたか。「役立たずだから置いていかれた」という強迫観念から、強さを追い求め、虐待を受けることさえも試練と捉える……。正直ちょっと回りくどい思考のような気もするのですが、そういうこともありうるものですかねえ? 


圭一は今編、沙都子に対してやけに優しいです。魅音に祟りの頼み込みにまでいく熱意。この辺、話がリセットされても設定が少しづつつながっていくのが面白いですね。しかし実質殺しの依頼とはあまりにも物騒、しかも魅音に失礼と言うものです。魅音が前編みたいに切れたらどうしようかと心配になりましたよ。


結局保護司も断ってしまった沙都子。圭一が頭をなでたことに対しての反応を見ると、親だけでなく兄である悟史にも何かされていたようにも見えます。でもそれだと兄に対する語りぶりと合わないんだなあ。はてさて。