「マリア様がみてる くもりガラスの向こう側」

さて、マリみてシリーズもこれでええと、24冊目ですか。いやはやすごいものです。どうも途中からお話の進みがめっきり遅くなっているように思えて仕方ないのですが、今回も小笠原家での新年パーティだけでほぼ全部終わってしまいました。瞳子ちゃん出番無しと来ましたよ。この調子では最終巻までまだ20冊くらいあるのかも知れませぬ。


正直こっちも半ば惰性で読んでますが、この作品で良いのはキャラクターの言葉遣いが丁寧なことだよなあ、としみじみ思います。どうも現実世界の若者は男女問わず言葉遣いが荒くなっていていけませんよ。なんだか年寄りじみたコメントですが、「死ね」とか軽々しく使われているのを聞くと非常に不愉快に感じすね。皆さんにはこの作品を見習って美しくしゃべっていただきたいものです。……まあ、みんながみんなこうなったらかえって怖いかもしれませんが。