うたわれるもの 第6話「集う力」

*基本的に原作バレなしでお送りしております。


地図を見ながら戦略を練るのは戦記物に欠かせませんよね、と変なところに注目してみたりします。ハクオロの元には各地から続々と志願兵が集まってきますが、あれでもまだ数百ってところでしょうか? 武器食料も豊富ではないでしょうし、のんびり守勢ではいけません。攻撃は最大の防御ということで関所を攻め落とす一揆軍。ハクオロの指揮官としての力量がどんどん示されてきましたね。


一方、良く分からないのが皇側の動きで、ヌワンギは全軍挙げて速やかにハクオロ陣地を攻めるべきだと思うのですが、反乱を起こしていない村を占拠するなど、どうにも緩慢なことをやっています。一揆側の防御線が意外と堅いということでしょうか……。ベナウィもベナウィで、関所破りを見逃したり、本気を出せばまだ勝機はあったろうにあっさり関を放棄したりと、すっかりやる気なしモードでした。ハクオロを討ち取れる機会も十分にあったのですが、殺したくないという気持ちがかなり表に出ちゃってますね。前回ラストで侍大将の任を解かれ、今回ラストで牢に入れられるベナウィさん。ひどい落下です……。


次回ははやくも皇都に侵攻ですか。今回の描写などを見ても、割と面積的には狭い國なのですな。この辺良い具合に原作を忘れているので展開が素直に楽しみです。



追記:装身具に喜んでいるドリィとグラァに苦笑。「女の子達」のセリフのカットでもきっちり画面に入ってますし。