涼宮ハルヒの憂鬱 第6話「孤島症候群(前編)」

録画をミスっても他のチャンネルでリカバリーが効くのが関東圏UHF放映のすごいところだなあと思います。まあYouTubeを使えば見られるという説もありますが、あれはちと反則チックというか違法的なので、良心に基づいて避けるということで(*1)。


毎回素晴らしい今シリーズですが、今回はいつも以上に良かったんじゃないでしょうか。和気藹々と、SOS団らしからぬ普通に学園青春ものな光景が微笑ましく、まるで見ているほうも合宿に参加しているような楽しさがありました。海水浴、花火、トランプ、枕投げ……。ハルヒもああしているとただの元気な女子高生に見えますね。やろうと思えば丁寧な挨拶も出来る如才なさがまたハルヒらしいです。


一方、今回はミステリー仕立ての趣向も楽しめました。原作小説だとあまりそれらしさが感じられなかったのですが、こうして映像になるとしっかりミステリーものっぽいです。特に登場人物に職業と名前の字幕が出るところが(笑)。ハルヒは何気なくミステリーにも造詣の深いところを披露。ハルヒに限らず、キョンの突っ込みもガウディがどうとか問屋がどうとかやりだすあたり、なかなか知識水準の高い団であることです。



でも、いくらなんでもこの引きで次回に続かないってのはひどいと思うなあ……。演出というより、ほとんど意地悪の域ですよ。



(*1)もっとも、ファンサブは英語の勉強に最適」という気もしないでもありません。