うたわれるもの 第4話「戻れぬ道」

4話にして早くも戻れないことになってしまいました。トゥスクルさんの死、ハクオロが村長となり、村は決起する……。さすがにここまで来るのにもう一話くらいあったほうが溜めが効いて良かったと思うのですが、それだけ今後のストーリーも充実と言うことなのでしょう。見ていて終わってしまうのが早いです(OP、ED、予告含めて23分強というのは、実際にちょっと短いのでは?)。


「最後の頼みを聞いてくれ」というトゥスクルに対して、気休めの言葉をかけるでもなくただ「はい」と答えるハクオロ。この辺の落ち着き振りがそこらの主人公とは違います。


戦闘シーンは期待通りスピード感がありましたが、戦記物として当然とは言え、主人公側が次々と人を殺していくのは抵抗感が無くも無いですね。ゲームだとその辺は直接的な表現にはなりませんから、あまり気にならなかったのですが、多くの兵士たちに罪はありませんでしょうにね。……と言うか今回の話、別にササンテも直接悪いことはしてないような気がする。まあそれまでの悪政あってこそなんでしょうけど。


最後エルルゥが歌ったのは原作でも使われた「運命-SADAME-」の極ショートバージョンですね。そのままエンディングに流れ込んでフルに聞きたかった気もしますが、この作品では間にCMが入るので駄目でした(苦笑)。