Fate/stay night 第13話「冬の城」

基本的に原作バレなしでお送りしております。


夢うつつに士郎が視る、王としてのセイバーの姿。丘に立つ彼女の姿は原作でも印象的でした。セイバーがアーサー王というのはFateの中でも最大のハッタリと言えましょうが、それまでのセイバーの姿を見ていると納得できそうになるから不思議です。さびしげな音楽も雰囲気を作っていました。戦闘の曲はいまいち盛り上がりませんが、こういう静かな場面はなかなかです。


セイバーの回復のためには人を襲わせて魔力を吸うしかないと示す凛でしたが、彼女が内心何を考えていたのか気になります。本当に士郎にそれを選択してほしいと思っていたのでしょうか? でもそんなことを望む士郎でないことくらい分かっているでしょうしねえ……。


士郎はあっさりとイリヤにつかまって拉致監禁。……そうですか、慎二やっぱり殺されちゃってましたか。見逃したって大した脅威にはならない存在なので、アニメではスルーする可能性もあるかななんて思っていましたが、イリヤ様はそんなに甘くなかったです。できるだけ原作に忠実にという製作者の考えもうかがえました。なお、いまさらながらイリヤの声は少し子どもっぽすぎる感がいたします。彼女の特徴である、外見に似合わない落ち着きがあまり出てないかも。まあこの辺は慣れるしかないですねえ。


以下、原作に触れるので反転。



このところすっかりFateルートですが、そうなるとアーチャーは真名も明かさないまま退場しちゃうのでありましょうか。バーサーカー戦でのあの名ゼリフはぜひとも聞きたいところですが、UBWルートでの活躍も見たいだけに難しい。でもここからルートを変えるのは無いかなあ……。


あと、セイバーの魔力補給がどうなるかですが、
(1)原作どおり
(2)キスでOK
(3)凛の魔術で何とかする
(4)凛が自分の魔力を与える
(5)その他


原作に忠実といっても1は無いと思うんですよねえ。有力なのは2でしょうか。原作でもそれで良かったようなものですし。4は凛が「アーチャーのカタキをとるため」とか言ってできないですかね。いくら凛でも単独では魔力量は知れてるかもしれませんが。



P.S 例年のことながら、TYPE-MOONさんのエイプリルフールネタはしゃれてますなあ。