2006年・プロ野球戦力分析 楽天イーグルス編

今シーズンもファン定番の戦力分析いってみたいと思います。まずは前年ダントツの最下位に沈んだ楽天から。


・野手陣 ★★+
フェルナンデス、ショートと、日本で実績のある外国人選手が加入。これで少なくとも去年より上昇することは確実と言えます。フェルナンデスは十分4番が勤まるでしょうしね。礒部、吉岡、山崎らがうまく絡めば、そこそこ戦えるでしょう。ただ、山崎は年齢的にも昨年ほどの活躍は厳しいかと思います。誰か若手が飛び出てくれば良いのですが……中日から移籍の鉄平に期待したいところです。


・投手陣 ★+
岩隈、一場が中心。岩隈がやや出遅れとの事ですが、二人とも去年のようなことは無いでしょう。あわせて25勝前後は期待できます。バワーズを3番手までは良いとして、あとは出たとこ勝負。朝井、有銘、小倉、金田あたりがどこまで頑張れるかです。リリーフ陣はさらに厳しいですが、台湾から取った林がもし二ケタ勝てるレベルであれば、最下位脱出も夢ではない、かも。


・総合 ★★
期待される野村監督の采配も、一年目では空回りやむなしか。むしろ一番大きいのはフェルナンデスの加入でしょう。打線にしっかりした軸が出来ますから、礒部等、周囲の選手もリラックスして打てるはずです。


ただ、いくら戦力アップと言っても最下位最有力なのは疑いようも無し。20勝上積みの57勝あたりがめどではないかと予想します。



★私的注目選手 その1 ホセ・フェルナンデス
去年までライオンズの選手だっただけに、その実力は十分に分かっています。守備がダメなのと好不調の波が激しい欠点はありますが、2割8分、25本以上は計算できるだけに、楽天打線を一変させられる存在ではないかと。


★私的注目選手 その2 鉄平(土谷鉄平
期待されながらも中日では戦力計算から外れ、楽天へ。二軍では既に十分な結果を残しているだけに、チャンスを与えられさえすれば十分にブレイクの可能性はあると思います。