「魔法少女リリカルなのはA’s the comics」
魔法少女リリカルなのはA’s THE COMICS (ノーラコミックス)
- 作者: 都築真紀,長谷川光司
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2006/02
- メディア: コミック
- 購入: 8人 クリック: 40回
- この商品を含むブログ (145件) を見る
期待通り素晴らしい一冊でした。原作の雰囲気を壊さず、見事に広げてくれています。長谷川さんの絵柄もかわいらしくてグッド。
1話で紹介されたなのはの特訓のすごさには驚かされました。さすがは高町家の血筋というとこでしょうか。多分、家族を見てそういう訓練が当たり前という感覚でいるんでしょうね。考えてみれば、体育が苦手ななのはにとって魔法はようやく手に入れた得意分野。コンプレックスが克服できて夢中になっている、というのはうがちすぎでしょうか。
サウンドステージ03に先駆けて見られた、13話後のエピソードも大変良いのですが、個人的にもっとも気に入ったのが「アリサ・バニングスのスクールデイズ」。実にほのぼので微笑ましいです。ああ、思えばやはり、A’Sにはこのほのぼの分が足りなかったのだなあ……。アリサもすずかもこんなに魅力的なキャラなのに、アニメでは輝く暇が無く残念無念でした。このマンガで補完というより、もっと見たくてしょうがなくなってきます。いっそ「フルメタふもっふ」みたいに魔法バトル抜き、学校生活だけで1クール……いやさすがに無理でしょうけど。
A’Sの終わりがあれはあれで綺麗なので「第3期は無くてもしょうがないか」と思っていたのですが、こうしてまたなのはの世界に触れると、終わって欲しくないという気持ちがふつふつと湧いてきます。下手に続いて悪くなるのはいやですが、実績から見て不安は薄いですし、また見たいなあ……。