「車輪の国、向日葵の少女」日記

第4章終了、第5章初めまで。




第4章はこれまでと違って夏咲の物語が完結していないので、何とも言いにくいですね。ただ、彼女が変わってしまうに十分な理由があったこと、そして彼女がそんな自分を一番嫌いになってしまっていたことが良く書かれていたと思います。


そして5章最初の衝撃。いや〜、これアリですか? 確かにうまく驚かされたましたが微妙に釈然としません。叙述トリックとも言いにくいですし、ともかくびっくり。まあこの辺の評価は終わってからですね。


それにしても、法月のとっつぁんの真意が分かりません。夏咲をそのまま義務解除にしても良さそうなものなのですが。あの仕打ちとその後の私兵投入は、いかな特別高等人とは言え違法行為の域に達していると思われますが、どこまで考えているのでしょう。さすがにここに及んで「実は良い人」路線はあるまいと思われますが、さてはて。