舞-乙HiME 第14話「オトメのS・O・S」

アリカに元気が無いと、見ている方としても気分が乗りません。やっぱり主人公なんだなあ……。ただ、落ち込んでいるときにもエルスというしっかりした友達が支えてくれるのは、彼女の幸せです。初期の友達いない状態を思い起こすと感無量なものがありますね。もっとも、そのエルスにも少しお別れっぽい雰囲気があるように見えますが……。
オトメ同士の戦い発生に揺れ動く国々と人々。「オトメの傘」とは恐いんだか微笑ましいんだか良く分からない概念ですが、彼女達は兵器になるために頑張っているのかと、あらためて理不尽さを感じさせられました。「最終兵器オトメ」なのですな。
「蒼天の聖玉の持ち主が真の姫である」という話もでてきましたが、このシリーズの意地悪ぐあいを考えると、これをそのままアリカに適用してよいのかちょっと迷うところではあります。果たして後半どういった展開を見せていきますか。これだけのキャラと設定があるのですから、本当は3クール以上見せて欲しいシリーズなんですけどねえ。