銀盤カレイドスコープ 第11話「キス・アンド・クライ」

今回は、甘めに見ても評価できないというのが率直なところですね。ピートの視点を中心にしたのは良いのですが、せっかくオリンピックの晴れ舞台だというのに、盛り上がりがほとんど感じられなかったのは痛かったです。タズサの演技はまだしも力が入っていましたが、ドミニクやリアの演技が流されまくったのは残念でした。国内での予選同様、表彰台に上がるまでの間がすっ飛ばされたのも疑問。何か、具体的な点数評価が出せないような事情でもあるのでしょうか? 1クールわずか12話といえ、もうちょっとここに力を注ぐことは出来たのではないかと思うのですけどねえ。
あと以前から、この作品の時間経過は不明点が多いんですよね。「今」がいつでピートの消失日までいつなのかということが分からないと、緊迫感が出ないのではないでしょうか。