ファンタジックチルドレン 第２５話「ゾーンへ」

ラスト前ですが、思ってたほどストーリーの進展はありませんでした。あまつさえタイトルと違ってゾーンへも行きませんでした（笑）。まあこれは絶妙のミスリードいうところでしょうか。
今回の注目はやはりデュマ。長年追い求めてきた姉の復活か、それとも今いる少女の生か。これまでの流れおよびデュマの性格からすると結局はティナを選ぶのだろうと思われましたが……止めましたか。こういう最後の最後に来て悪役（でも無いですが）が翻意するというシーンはわりと珍しいような気がします。それだけ、デュマにとってはヘルガとの邂逅が大きな作用を及ぼしたということなのでしょう。短い時間ではあっても相手に強烈な印象を与えるヘルガ、さすがはヒロインです。当然怒るゲオルカに対してデュマはどこからか大砲を持ち出して発砲も結果は不明。その後説明抜きにヘルガの前に駆けてくるところを見るとやられはしなかったようですが、ゲオルカもこれで終わりではあっけなさすぎなので、おそらくまだ生きているのではないかと思います。
狭間の世界に入り込んでしまったヘルガの魂を救うべく後を追うトーマというところで、物語はいよいよ最終回へ。ソランの登場が今回もありませんでしたが、このままトーマとヘルガの話としてまとまるのでしょうか？　べフォールの子供たちの行く末、そしていまだに良く分からない刑事さんの役割も気になるところです。