忠臣蔵な日

「本当に12月なんだろうか」と疑いたくなってしまうような暖冬模様の昨今ですが、ヒートアイランド現象も無い江戸時代はそんなことも無かったらしく、今日12月14日は雪が降るなか赤穂浪士たちが吉良邸に討ち入った日であるわけです(旧暦なので、実際はもっと寒い時期だったんでしょうけど)。史実についてはどうも当時から謎が多い事件だったようですが、300年以上も経ってなお毎年演じられているのですからすごいものですね。もっとも、僕は忠臣蔵のドラマも本もまともに見たことがないので、浪士といっても大石内蔵助大石主税くらいしかしりません。若い世代に人気があるという話は聞きませんので、このままいくとさしもの忠臣蔵もあと数十年の人気? それとも、今興味なくても次第に知るようになったりするのでしょうか……。
個人的には吉良さんがいつも悪役なのがかわいそうに思えます。「日本人は判官びいきだから浪士達に肩入れする」なんてことがよく言われますが、300年間も悪者にされ続けてはどっちが弱者だか分かったものではありません。最近こそ再評価もされつつあるようですが、まだまだ地味。ここら辺で一つ、吉良さんを主役にたててみても面白いのではないかと、素人考えいたしますね。