「新防衛大綱を閣議決定」

別に軍事関係は詳しくないのですが、適当に感想。
定数を減らす減らさないで財務省防衛庁が交渉していたそうですが、結局予備隊員を減らして常備隊員を増やすという結論になるあたり、いかにも折衷的だなあとちょっと苦笑でした。防衛を経済論理だけで決められないというのも、過度に聖域化しないで無駄を省くというのも、どっちも正しそうなのでこの辺で良かったのかもしれませんけど。
定数のほかにも色々と削減されるようです。護衛艦が47隻とか戦闘機が260機とか、意外にも数字が小さいものですね。こんなくらいで大丈夫なのかと素朴に疑問になったりもしますが、それだけ一つ一つが性能も値段も高いってことなんでしょう。戦闘機一機100億円以上とか、気が遠くなってしまいそうな世界の話です。こわいこわい。あと、戦車も減少して600両に。数字的には2/3の大幅削減ですが、これはそれだけ戦車の重要度が減ったということなのでしょうか。長距離ミサイルやらテロやらが幅を利かす時勢かと思わされました。
まあなんにしましても、「整備はしっかり、でも使用は無し」となるよう、願うばかりです。