日本シリーズ第三戦 西武ライオンズ10−8中日ドラゴンズ

カブレラ! カブレラッ!! カブレラ〜!!!
……やってくれました。これでこそ4番、これでこそカブ様です。まだ記憶に新しいプレーオフ・ハム戦に続く、ここぞというときの満塁弾。西武史上ここまで勝負強い4番打者がいたでしょうか? もう感謝感激するばかりです。
帆足が頑張ったものの、第二戦に続いて投手陣は結構ぐだぐだで試合の流れは完全に中日ペース。エラーも絡んで決して良い試合運びとはいえなかったですが、見方を変えればこれも今期の西武の勝ちパターンの一つであって、要するに「カブレラが打てば勝つ」と。単純明快、それまでの流れも何も一撃でひっくり返せるところがおそろしくも頼もしいです。もちろん、そこまでつないだ石井義や値千金同点打の佐藤友も素晴らしかったですね。こういうとりつとられつの乱戦となると、プレーオフの経験が生きているなあと思います。
さて、これで2勝1敗として明日ですが……。最大の敵は皆様ご存知のとおり「台風」でしょうか? 実際どうなりますかねえ。できる限り中止にしないで欲しいところですが、西武ドームは通常のドーム球場よりも雨風に弱そうなので心配はつのります。先発予想の張については「好調であれ」と祈るだけ。素質は誰もが認める投手。本来の力を十全に発揮できさえすれば何とかなることでしょう。後半戦の様子を見ていると正直不安大ではありますが。