CLANNAD感想 その6

分離してだんだん分からなくなってきましたので、CLANNADカテゴリを作ってみました。

柊勝平シナリオ

 巷での評判はあまりよろしからずな彼のシナリオですが、僕は結構好きですね。のほほんとした勝平のキャラクターは楽しいですし、何より椋ファンの自分としては椋の多彩な一面が見れたのでうれしかったです。もっともこのあたりは賛否あって、「サブとはいえヒロインの一人が主人公以外と結ばれるのはいやだ」という意見もかなり存在するようですね。朋也への感情移入度の差によるものかもしれませんが、こうした受け取り方の違いは興味深いところです。また一方、勝平への批判として就職活動等での非常識があるわけですが……まあ、その辺はギャグの範囲内でスルーしてあげてよいのではないかと。大体この世界には、下級生からゲーム機を取り上げる人や、当たったら大ケガしそうな辞書を投げつける人とか、公共の図書を切り取る人とかがいますので、相対的に見ればそうひどくは無いはずです。……たぶん。ただ、他人の悲しみもかえりみず自分の命を粗末にするかのような言動は確かにどうかと思わせるところはありましたね。そこまでの絶望を書けていればもうちょっと説得力があったのかもしれませんが……。上記の、椋が朋也で無く勝平に惹かれた部分も含め、やや説明不足のシナリオだったかもしれません。しかしそれでも「柊椋。木偏がそろっててイケてるよね」は僕にとってCLANNAD屈指の名セリフになりました。椋とお幸せに、という気持ちです。