清原2000本安打達成

一日遅れですが…。まずは何よりおめでとうと言いたいです。自分が野球好きになったのは彼の影響がかなり大きいですので(今の20台中盤くらいの人には多いのではないでしょうか)。僕はルーキーイヤーには間に合わなかったんですが、子供のころは清原の特集本なんかも読んでいたものでした。西武ファンになったのでFAによる巨人移籍はさびしいものがありましたが、やはり責める気にはなれないんですよね。それだけ、華のある選手ということなのでしょう。球場の声援を聞いても分かります。思うに、巨人という球団はマスコミ露出度が多いわけですが、そのスポットライトが強すぎて逆に各選手の輝きが薄れてしまうところもあるように見えます。各球団のスターだった広沢、江藤、ペタジーニ、小久保……。生え抜きの高橋ですら妙に地味に感じられてしまう。そんな中で清原の存在感は突出しているわけですから、さすがです。
ただ惜しむらくは、高卒3割30本を打った未曾有の大器は結局「無冠の帝王」で終わってしまうのか…というところ。西武時代も93年以降は打率、本塁打ともぱっとしたものが無く、巨人移籍後もまともに活躍したのは01年くらい。もちろんそれ以上の印象に残る活躍を見せてきたとはいえ、このままで終わってしまっては残念かなという思いもあります。それだけに、2000本もまだまだ通過点でがんばって欲しいですね。