かゆみの謎

冬です。北風小僧の寒太郎なんて言葉を久方に思い出してしまうほど冬です。乾燥で肌が荒れます。寒さでしもやけになります。どちらもかゆいです。


で、ちょくちょく不思議に思うのですが、「かゆみ」というのは一体何なのでしょうか? 僕が小さいころ「かゆみは痛みの弱いものである」という解説を読んだことがあり、「そういうものか」と思っていたのですが、冷静に考えるとおかしいんですよね。どう考えても別物じゃあるまいかと。痛いところを掻いてももっと痛くなるだけですが、かゆいところを掻くと気持ちよいじゃないですか。この2つが同じとは思えません。


どうやら、実際に最近の研究では上記の単純な説は否定されているらしいです。ふむふむ……。余談ですが、かつて欧米では「旨味は甘味や塩味の混ざったもの」という認識だったそうで、なんか似てますね。


ただ、結局かゆみの本当の正体についてはハッキリしない模様。頼みのWikipediaの記事も薄いですしねえ。こんな身近な感覚でも、まだまだ謎が多い。世の中の不思議は尽きません。



参考:かゆみの基礎知識