「フルーツバスケット 23」
- 作者: 高屋奈月
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2007/03/19
- メディア: コミック
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数ヶ月遅れの感想ですが、フルバも最終巻ですか。感慨深いです。まずはともあれハッピーエンドで良かったというところ。序盤の勢いがすごかっただけに、後半はやや冗長だった感もありましたが、それでもたるんだと言うほどではなく、最後まで楽しませてくれました。
透が良い子すぎる感は最初から最後まで続きましたが、これはもうそういうものであり、彼女の個性なのです。恋愛ごとはあまり考えていなさそうだったので、夾と普通にくっついたのは意外といえば意外かも。家族としてはともかく、あんまり夾に恋しているようには見えなかったりもするのですが、まあこれも形はいろいろということで。
でも終盤良い感じだったのはむしろ由希だと思います。生徒会に草摩家から離れた自分の居場所を見つけられて、生き生きして楽しそうでしたなあ。透への感情が「母親のよう」と言うのも、これまでの積み重ねがあるから説得力がありますよ。
フルバはアニメも面白かったですが、あれももう6年前ですか。時の経つのは早いものですね。久々に「For フルーツバスケット」(岡崎律子さん)を聴きなおします。