文藝春秋 9月号「昭和天皇「靖国メモ」未公開部分の核心」

「正論」とか「諸君!」とかの強硬的な論調にはどうにも感覚がなじめない僕ですが(そろそろあきらめてきました)、「文藝春秋」誌は全体的に落ち着きが感じられるので賛否はともあれ読みやすく感じます。


今回の昭和天皇メモに対する識者の対談は興味深かったです。「捏造説」があること自体に驚いているあたり、まあ見る人が見ればそういうものなのだろうなあ、と確認させられました。率直な話、捏造説は「認めたくない」という願望が先に出て、無理のある感が否めないですかね。


それにしても保阪さん、たくさん対談してお疲れ様です。