西武ライオンズ 3-2 北海道日本ハムファイターズ

赤田将吾! やってくれましたキャプテン。ここぞと言うときの暴れん坊将軍のテーマにのって(どなたが判断して選曲されてるんですかね?)、8回に同点タイムリー、10回にサヨナラヒット! これまでチャンスに弱いというイメージがあったのですが、SB戦での貴重な犠牲フライに続く殊勲打で、一気に払拭でした。栗山の成長、佐藤の復帰でレギュラーの座も危ぶまれた今期ですが、始まってみれば不振に陥った両者を差し置き、しっかりとセンターをキープ。この辺は評価されるところと思います。年齢的には中堅に差し掛かりましたが、まだ伸びしろもあるでしょう。今後長くライオンズの中心選手になって欲しいです。


一つ残念なのは、赤田の念願でもあるらしい「松坂と並んでのお立ち台」が実現しなかったこと。同点打の時点で、「ひょっとして今日は赤田の日か?」という予感があり、9回のサヨナラ機を逃したところで「赤田サヨナラ打なら、お立ち台のチャンスかな」とまで予感していたのですが……おそらく、一時は勝ち越しを許してしまった松坂が渋ったのでしょうね。でも松坂が西武にいる期間があとどれだけあるか……。早いとこ実現しとかないと、と少々危ぶんでおります。


あと、隠れた(それほど隠れてもいないか)ヒーローは福地。代走で出るや、すぐさま盗塁していったんは同点となる得点。10回には絶妙のバントヒットを決めるとまたも盗塁で同点のホームイン。素晴らしい。ビハインドの最終回に盗塁を決められるとは、かつての松井稼頭央清水雅治を彷彿とさせました。これほどの選手を譲ってくれた広島さんに感謝です。代わりの青木勇人も活躍してくれれば良いのですが。